人は必ず助けてくれる
大澤が訴訟の依頼を受けたのは弁護士1年目のときでした。
弁護士になり立てであり、ある意味では右も左もほとんどわかっていない時期でした。
しかし、そのような新人弁護士が訴訟を進めていく中でわかったことがあります。
その訴訟が社会的に意義あるものであれば、かならず人は助けてくれるということです。
点字毎日の記者である真野さんにはいろんな情報をいただきました。
当時の府立盲学校の塩中先生には多くの協力していただき、奥さんの作ってくれた料理をおいしくいただきました。
当時、日本ライトハウスの理事長であった岩橋英行先生にも控訴審に証人として出廷してもらい、勝訴したときに大変、御馳走になりました。
これらの人たちとの交流の中で、大澤は次のような強い確信をもちました。
《社会的意義があることを行っておれば、人は必ず助けてくれる》